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【衝撃事件の核心】「コワッ!」1日200件電話攻勢…店の客が一目ぼれでストーカーに豹変 〝営業スマイル〟を勘違い

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【衝撃事件の核心】
「コワッ!」1日200件電話攻勢…店の客が一目ぼれでストーカーに豹変 〝営業スマイル〟を勘違い

接客サービスを受けた若い女性に一目ぼれした男。しつこく要求して携帯電話のメールアドレスや電話番号を聞き出し、恋愛感情むきだしのストーカー行為を繰り広げた。営業スマイルが好意と勘違いされるリスクをはらむ接客、防衛策はあるのか 接客サービスを受けた若い女性に一目ぼれした男。しつこく要求して携帯電話のメールアドレスや電話番号を聞き出し、恋愛感情むきだしのストーカー行為を繰り広げた。営業スマイルが好意と勘違いされるリスクをはらむ接客、防衛策はあるのか

 《警察に電話しろや殺されると!》

 《俺は本気やで》

 殺害を示唆するようなメールの文言におびえた女性は事件の約2カ月前、大阪府警にストーカー被害を相談し、刑事告訴と避難を勧められていた。しかし、勤務先の客だったことなどを理由に断り、府警も意思を尊重してストーカー規制法に基づく警告にとどめた結果、凶行は起きた。

 男は逮捕後、「会うことも話すこともメールもできなくなった。接触を試みれば逮捕されるため、殺そうと思った」と供述。殺害を決意した後、女性と接触せずに機会をうかがっていたため、女性も警察も男の異常な行動を予測できなかった。

 接客業従事者の被害対応の難しさを浮き彫りにした事件といえるだろう。

百貨店従業員も被害

 ストーカー規制法違反事件の摘発件数が25年まで5年連続全国トップだった兵庫県警の幹部は、「最近ではストーカーの加害者と被害者が必ずしも親密でないケースも増えている。接客業には被害と紙一重という側面があるのではないか」と指摘する。

 実際、県警には近年、百貨店や衣料品店、風俗店などから「従業員が客に付きまとわれている」などという相談が相次いで寄せられている。店側があらかじめ客を出入り禁止にしたり、従業員を一時的にバックヤードに避難させたりする対策を講じているケースが多いため、客が再び来店した際に110番するよう指示しているという。

 今年春には、神戸市内の喫茶店で働く10代の女性店員に付きまとっていた男(44)が、出入りを禁じられていた店に出現。通報を受けた県警は、女性に近寄らないよう男に警告したが、その後も女性を路上で待ち伏せるなどしたためにストーカー規制法違反容疑で逮捕した。

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