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【衝撃事件の核心】「コワッ!」1日200件電話攻勢…店の客が一目ぼれでストーカーに豹変 〝営業スマイル〟を勘違い

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【衝撃事件の核心】
「コワッ!」1日200件電話攻勢…店の客が一目ぼれでストーカーに豹変 〝営業スマイル〟を勘違い

接客サービスを受けた若い女性に一目ぼれした男。しつこく要求して携帯電話のメールアドレスや電話番号を聞き出し、恋愛感情むきだしのストーカー行為を繰り広げた。営業スマイルが好意と勘違いされるリスクをはらむ接客、防衛策はあるのか 接客サービスを受けた若い女性に一目ぼれした男。しつこく要求して携帯電話のメールアドレスや電話番号を聞き出し、恋愛感情むきだしのストーカー行為を繰り広げた。営業スマイルが好意と勘違いされるリスクをはらむ接客、防衛策はあるのか

 女性は一切応答しなかったが、ひどい時には数分おきに着信音が鳴った。ストーカー被害に遭っているのは明らかだった。

 女性は10月20日に兵庫県警に相談。着信はすでに1千件近くに上っていた。県警は11月10日、10月27日夜からの約15時間に196件の電話をしたとするストーカー規制法違反容疑で男を逮捕した。

 「好みのタイプだった」「電話をかけ続ければ、いつかは振り向いてくれるはずだという淡い期待を抱いていた」

 男は逮捕後の調べに、ゆがんだ恋愛感情を隠そうともしなかった。県警によると、男に婚姻歴はなく、実家で両親と同居。執拗(しつよう)に電話をかけ続ける一方で、店を訪れたのはアドレスを聞き出したときと電話番号を聞き出したときの2回だけだった。

常連客が殺人犯に…

 警察庁が昨年に把握したストーカー被害は、10年前の平成17(2005)年から8割増の2万1968件に上った。被害者の約9割が女性で、うち約6割が20~30代。加害者との関係では「交際相手(元交際相手を含む)」が約半数を占め、客と従業員や教師と生徒、近隣居住者などの「その他」が5%だった。

 ただ、過去には客と従業員という関係が発端のストーカー事件が、殺人にまで発展した事例もある。

 大阪市平野区で平成26年5月、スナックのアルバイト従業員だった女性=当時(38)=が常連客だった男(60)=懲役30年の1審判決が確定、服役中=に路上で刺殺される事件が発生。男は接客を受けた女性に一方的に好意を寄せ、頻繁にメールを送ったり、自宅を突き止めて付きまとったりした。スナックは男を入店禁止にしたが、行為はエスカレートするばかりだった。

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