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沢井製薬が包装専用新工場竣工式、後発薬シェア拡大に準備

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沢井製薬が包装専用新工場竣工式、後発薬シェア拡大に準備

完成した沢井製薬新工場の「三田西工場」=29日、兵庫県三田市 完成した沢井製薬新工場の「三田西工場」=29日、兵庫県三田市

 ジェネリック医薬品(後発薬)大手の沢井製薬は29日、兵庫県三田市で新工場「三田西工場」の竣工式を行った。薬の包装専用工場で、来年1月の稼働を予定している。後発薬の需要拡大に対応するため、近接する「三田工場」の薬の生産能力も強化させる。

 竣工式に出席した澤井光郎社長は「医薬品の品質を保つためにも包装作業は重要な工程。最新設備を導入し、品質の向上を強化できる」と話した。

 これまで製剤拠点の三田工場で行ってきた包装機能を新工場に移すため、来年中にも空きスペースに新たな製造設備を導入する予定。これにより三田工場の生産能力は年間39億錠から48億錠へ強化される。総工費は新工場建設と三田工場改装で合わせて約120億円。

 新工場は地上4階建ての鉄骨造りで、延べ床面積約2万2千平方メートル。包装作業の自動化を進め、幅11・5メートル、高さ30メートル、奥行き40メートルの大型倉庫も備えている。

 政府は、医療費を抑制するため、後発薬の販売されている分野での数量シェアを32年度末までに80%以上とする目標を定めており、同社も同年度末までに200億錠の生産を目標にしている。

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