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「マッサン」修業の大阪・摂津酒造 国産ウイスキー始まりの地を顕彰史跡に

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「マッサン」修業の大阪・摂津酒造 国産ウイスキー始まりの地を顕彰史跡に

摂津酒造跡地に設置された顕彰史跡パネルを囲み、ウイスキーを手に語らう(左から)嶋谷幸雄さん、森田規代子さん、中川圭一さん=大阪市住吉区 摂津酒造跡地に設置された顕彰史跡パネルを囲み、ウイスキーを手に語らう(左から)嶋谷幸雄さん、森田規代子さん、中川圭一さん=大阪市住吉区

 NHKの連続テレビ小説「マッサン」(平成26年後期)のモデルでニッカウヰスキー創業者、竹鶴政孝(1894~1979年)が青年時代に勤めた「摂津酒造」。大阪市がこの跡地に顕彰史跡パネルを設置するなど再評価の動きが進む。国産ウイスキーの発展と繁栄をもたらせた発祥の地だけに、関係者は「多くの人に知ってほしい」と意気込んでいる。

50人がハイボール酌み交わす

 今月中旬、大阪市住吉区の摂津酒造跡地には市の顕彰を祝い、関係者約50人が集まり、ハイボールを酌み交わした。政孝が摂津酒造を離れた後、山崎蒸溜(じょうりゅう)所(現・サントリー)を経て、設立したニッカウヰスキーの元社長、中川圭一常勤顧問(60)は「昔の歴史がよみがえる。実に感慨深い」と笑顔を見せた。

 顕彰を実現させる立役者になったのが、「BARピーコート」(大阪市天王寺区)の森田規代子さん(45)だ。平成26年夏、なじみの客から摂津酒造の工場の全景図を見せられたことがきっかけだった。

 今では大きな井戸跡が当時の名残を伝えるのみ。しかし、もともとウイスキーに関する難関資格を取得するなどウイスキー通だった森田さんは、工場全景の雄大さに「私だけが知っていていいものではない」と強く感じた。

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