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伊勢、出雲、諏訪、高千穂、熊野…神々つなぐ「陽のみちしるべ」のナゾ 淡路島の伊弉諾神宮

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伊勢、出雲、諏訪、高千穂、熊野…神々つなぐ「陽のみちしるべ」のナゾ 淡路島の伊弉諾神宮

兵庫県淡路市の伊弉諾神宮にある「陽のみちしるべ」の石碑 兵庫県淡路市の伊弉諾神宮にある「陽のみちしるべ」の石碑

伊弉諾神宮を中心とした太陽の運行ルート

 「調べた方がビックリした」とは本名宮司。宮司によれば、春秋分の緯度線に対し、夏至は29・30度、冬至は28・30度と角度が1度違うが、それも合っているという。国内には8万以上の神社があり、地図に長い線を引けばどこかで神社にあたるだろうが、伊弉諾神宮を中心とした太陽の運行ルート上にこれだけの社格の高い神社が並んでいることを単なる偶然と片付けるのは難しい。

 古社の創建年代ははっきりしない。古事記や日本書紀ではイザナギノミコト、イザナミノミコトが国生みのあと、伊弉諾神宮に祀られ、その子である天照大神が伊勢の地に遷座したのは11代垂仁天皇の時代としている。出雲大社も大国主命が天照大神に国譲りしたあとに創建されたことから、いずれも伊弉諾神宮よりも後に建てられたことになる。

 神話を実際の年代に当てはめるのは無理があるが、本名宮司は「何もないところから書かれたわけではなく、日本書紀の最初に国生みが描かれ、淡路が登場することには意味がある」と伊弉諾神宮の古さを強調する。記紀の伝承を西暦にあてはめると、伊勢神宮創建は紀元前5年ごろ、諸説ある研究では5~7世紀とされることが多いようだが、少なくとも1300年以上前に太陽の運行ルートを知り、遠く離れた地に宮を建設できたのはいったい誰なのか。

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