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関電社長「大飯再稼働なら値下げ」、来秋にも 規制委審査早まる可能性受け

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関電社長「大飯再稼働なら値下げ」、来秋にも 規制委審査早まる可能性受け

会見する関西電力の岩根茂樹社長=28日、大阪市北区 会見する関西電力の岩根茂樹社長=28日、大阪市北区

 関西電力の岩根茂樹社長は28日の定例記者会見で、大飯原発3、4号機(福井県)が来秋にも再稼働する可能性があることを踏まえ、「動けば燃料費(が削減される)メリットをできるだけ早くお客さまに還元したい」と述べた。司法判断で停止中の高浜原発3、4号機(福井県)より大飯が早く再稼働した場合でも、その時点で電気料金を値下げする意向だ。

 大飯3、4号機は出力計236万キロワットで、関電の原発では最大。平成25年7月に原子力規制委員会に安全審査を申請したが、他原発の後回しになっている。

 ただ、北海道電力泊原発(北海道)の審査が長期化する見通しを受け、大飯の審査を再開する公算が出てきた。合格しても安全対策工事などが必要で、再稼働は来年9月以降。

 高浜3、4号機は大阪高裁の保全抗告審で年明け以降に決定が出る見込みで、関電の主張が認められれば来春にも再稼働できる。

 また、今月16日に規制委に40年超の運転延長を認可された美浜原発3号機(福井県)について、岩根社長は「工事費などを最終的に精査し、できるだけ早く再稼働の是非を判断する」と話した。

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