産経WEST

三菱自燃費データ不正、水島製作所が7カ月ぶり2交代制再開

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


三菱自燃費データ不正、水島製作所が7カ月ぶり2交代制再開

 三菱自動車は28日、主力工場・水島製作所(岡山県倉敷市)の夜間勤務を再開し、7カ月ぶりに燃費データ改ざんが発覚する前の昼夜2交代制に戻す。念願だった通常の生産体制への復帰となるが、期待通り販売が回復しない可能性もあり、稼働率を維持できるか不安も残る。

 三菱自はデータ改ざんの発覚を受け、4月に水島製作所での軽4車種の生産を停止。7月に再開したが従業員の勤務は日勤のみで夜勤は見送っていた。

 水島製作所によると、平成28年度上半期(4~9月)の軽4車種の生産台数は前年同期比60・4%減の2万9682台にとどまった。

 三菱自は一部改良した新型車を投入することで、軽4車種の12月の生産台数を10月の約2倍の2万台に増やす計画だ。

 生産停止は地域の雇用にも影響し、岡山労働局のまとめでは取引先企業27社が従業員計79人を解雇や雇い止めにし、休業などの雇用調整を29社が実施。破綻する2次下請けも発生した。

 資金繰りが悪化した取引先企業への岡山県の緊急融資は、11月28日までに16社、7億5千万円に上っている。

関連ニュース

【経済裏読み】運転手不要の“空飛ぶタクシー” エアバス社が来年に自動操縦機プロトタイプ「革命もたらす」

「産経WEST」のランキング