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【正木利和のスポカル】抱一の弟子、鈴木其一はほんとうに琳派だったのか

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【正木利和のスポカル】
抱一の弟子、鈴木其一はほんとうに琳派だったのか

河合寸翁像 姫路市立城郭研究室蔵 河合寸翁像 姫路市立城郭研究室蔵

 そんな風に見ると、其一という画家を「琳派」という枠にくくっていいものかとさえ思ってしまうのである。もともと「琳派」という言葉自体、生まれて50年もたたないといわれている。其一はそうした「琳派」の枠に簡単にはおさまりきらない懐の深さや、よいものを素直に取り入れていくというある種の進取の気性をもった、近代的な画家だったように思える。

 国内外から其一の優品など約200点を集めたこの展示は、そんなことを考えさせてくれるのである。

▼姫路市立美術館(外部サイト)

正木利和 正木利和 産経新聞文化部編集委員。大阪新聞から産経新聞社会部、運動部、部長を経て現職。運動部歴25年目となった一昨々年の秋、念願かなって美術担当に。好きなものは以下の通り。富岡鉄斎の絵、ジャランスリワヤの靴、よく墨のおりる端渓硯(たんけいけん)、勇敢なボクサー、寡黙な長距離走者、「水曜どうでしょう」について語り合うこと。当コラムは、スポーツの話題にときどきカルチャーを織り交ぜて、「スポカル」。以後、おみしりおきを。

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