産経WEST

【陸上】37歳渋井陽子、前人未到の「全日本」20度目のたすき 福士、小崎との「しつこいトリオ」そろい踏みは最後?

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【陸上】
37歳渋井陽子、前人未到の「全日本」20度目のたすき 福士、小崎との「しつこいトリオ」そろい踏みは最後?

実業団女子駅伝で6区・アンカーを務めた渋井陽子=27日午後、宮城県仙台市内(宮沢宗士郎撮影) 実業団女子駅伝で6区・アンカーを務めた渋井陽子=27日午後、宮城県仙台市内(宮沢宗士郎撮影)

 なじみ深いたすきを後輩から託され、前人未到の偉業を成し遂げた。27日に宮城県内で開かれた全日本実業団対抗女子駅伝で、1万メートル日本記録保持者の渋井陽子(三井住友海上)が最終6区を走り、20年連続出場を達成。ただ、チームも自身も結果は振るわず、「切ない。『恋(いと)しさとせつなさと心強さと』…」。20年以上前の懐メロを引き合いに出し、最後の駅伝となる可能性について含みを持たせた。(坂井朝彦)

 2001年の大阪国際女子マラソンを21歳で制し、04年のベルリンで2時間19分41秒の日本新(当時)を樹立。同駅伝は00~09年の間に7度優勝し、02年に1万メートルでマークした30分48秒89は今も日本記録として残る。長らく第一線で走り続け、マラソンとトラック、駅伝を両立。37歳となった今春からヘッドコーチを兼任し、若手の指導にも当たっている。

 レースでは22チーム中19位でたすきを受け、そのままの順位でゴール。今月上旬に風邪をひいた影響で、2週間前に本格的な駅伝練習を始めたばかり。区間19位と精彩を欠く走りに「焦りばかりで…。たすきをつなぐだけになって、そこは正直、悔いが残る」と消化不良の感もにじませた。

 ただ、大舞台で何度も一緒に走った戦友は温かかった。34歳の福士加代子(ワコール)がトラックの最終コーナーまで駆け寄って声援を送れば、41歳の小崎まり(ノーリツ)も力走をたたえた。前日、無料通信アプリ「LINE」で「うちらって諦めないんだね」と福士にメッセージを送ったところ、「いや、しつこいんだ。(小崎を含め)しつこいトリオなんだ」と返信があったという。

続きを読む

関連ニュース

【陸上】創部3年目で駅伝女王の日本郵政グループ リオ五輪代表の鈴木、関根が牽引

「産経WEST」のランキング