産経WEST

【大学女子駅伝】雑草魂で地方から下克上 日本一成し遂げた松山大監督の手腕とは

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【大学女子駅伝】
雑草魂で地方から下克上 日本一成し遂げた松山大監督の手腕とは

全日本大学女子駅伝で優勝のゴールテープを切る松山大のアンカー、高見沢安珠=宮城県仙台市(宮沢宗士郎撮影) 全日本大学女子駅伝で優勝のゴールテープを切る松山大のアンカー、高見沢安珠=宮城県仙台市(宮沢宗士郎撮影)

 4区で区間新を打ち立てた高見沢里(1年)は埼玉・坂戸西高時代、体重が67キロもあったが、非凡な素質が大西監督の目に留まった。「彼女たちは、うちで強くなりたいと覚悟を持って来てくれている」。無名のランナーが短期間で学生トップクラスに成長できた要因だろう。

短距離トレを融合 

 長距離の指導者には珍しく、大西監督は現役時代、短距離が専門だった。母校の日体大では10年間、ボランティアで指導。名城大に移って女子長距離のコーチに転じ、05年の全日本大学女子駅伝優勝に貢献した。自身の指導について「短距離の部分が大きな比重を占めている」と語る。効率良く走るための動き作りを入念に行い、正しいフォームを体に覚え込ませるのが大西流だ。

 意識改革を促す仕掛けも用意している。5000メートルや1万メートルでトップレベルの大会に出場するには、高いハードルがある。ならばと目を付けたのが、比較的層の薄い3000メートル障害だった。「大舞台を経験すれば自信が付く。モチベーションもわいてくる」。学生の女子で唯一、リオ五輪代表となった高見沢安が好例といえる。

続きを読む

このニュースの写真

  • 雑草魂で地方から下克上 日本一成し遂げた松山大監督の手腕とは
  • 雑草魂で地方から下克上 日本一成し遂げた松山大監督の手腕とは

関連ニュース

【陸上】松山大が2時間3分56秒で初V、立命大2位 全日本大学女子駅伝

「産経WEST」のランキング