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【WOMEN】高級ランドセル…一貫手作業「男も女も関係ない」

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【WOMEN】
高級ランドセル…一貫手作業「男も女も関係ない」

慎重な手つきでランドセルのパーツをミシンで縫い上げる松本都さん=大阪市生野区(奥清博撮影) 慎重な手つきでランドセルのパーツをミシンで縫い上げる松本都さん=大阪市生野区(奥清博撮影)

 「見て、覚えろ!」の空気感が色濃く残る職人の世界。そこに、「ものづくりが好きだから」の一念で飛び込み、しなやかに働く女性が増えている。作業内容に男女差はなく、求められるのは、あくまで「仕事の質」。自らの手で完成品を作り上げる喜びが、やりがいの源だ。(服部素子)

製造業に従事する女性、大阪で年3000人増

 大阪市生野区にある手作りランドセル工房「生田」。本革ランドセルを、裁断から仕上げまで一貫して行う専門メーカーとして60年を超える歴史を持つ。12人のスタッフで、年間約4500個を手作りし、最長は5カ月待ちという。

 「新人のころはミシンを踏ませてもらえないと聞いていたんですが、自分で時間を見つけて、ミシンで端革を自由に縫わせてもらいました」と話すのは、入社3年目の松本都さん(29)。

 千葉県出身の松本さんは、東京の専門学校で特殊メークを学び、4年間、映画撮影用のオブジェなどの製作を手がけた。しかし、作業で使う溶剤で健康を害したこともあり転職した。

 「ランドセルの作り方のイメージなんてなかったんですが、ものづくりが好きだったので」と松本さん。

 ランドセル作りは、裁断▽のり付け▽ミシン縫製▽組み立て▽鋲打ち-からなる。それぞれが細かい工程に分かれており、すべてを合わせると300工程以上になるという。

ものづくり好き「私の子供も、私の作ったランドセルを背負い小学校を…」

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