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【関西の議論】鉄道史に残る惨事から30年、変わる「余部鉄橋」の風景…豪華寝台列車の撮影で人気 空の駅にはエレベーター

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【関西の議論】
鉄道史に残る惨事から30年、変わる「余部鉄橋」の風景…豪華寝台列車の撮影で人気 空の駅にはエレベーター

余部橋りょうを通過する「トワイライトエクスプレス瑞風」。30年前に列車転落事故のあった旧鉄橋はコンクリートの橋りょうに架け替えられた 余部橋りょうを通過する「トワイライトエクスプレス瑞風」。30年前に列車転落事故のあった旧鉄橋はコンクリートの橋りょうに架け替えられた

事故から30年

 事故後、当時の国鉄(62年4月に民営化)は余部鉄橋の風対策を強化し、風速20メートル以上の時は鉄橋手前で列車を停止させたため、定時運行に大きな支障が出た。余部鉄橋は日本海からの風をまともに受けるため、年間300本以上の列車に影響が出たという。

 こうしたことから鉄橋の架け替えが進められ、平成22年8月に約30億円をかけたコンクリート橋が開通、余部鉄橋は役目を終えた。

 近くには道の駅「あまるべ」が開設され、さらに地元の観光シンボルとして、25年5月に鉄橋の一部を保存・活用した展望施設「空の駅」がオープンした。

 「空の駅」は入場無料で、鉄橋跡のレール上を歩くこともでき、ベンチに座って眼前の日本海の眺望が楽しめる。道の駅は年間約20万人以上が訪れるが、かつての余部鉄橋と通過列車の“絵になる風景”の魅力は半減。「鉄橋のころは四季を通じて、大勢のアマチュアカメラマンが撮影に訪れていた」と地元住民は当時を懐かしがる。

地元も大きな期待

 新しい名所となった「空の駅」だが、そこへ向かうには急な坂を上り下りしなければならず、高齢者や体が不自由な人は大半が地上から見上げるしかなかった。このため地元住民や観光客から「空の駅にエレベーターを設置してほしい」との声が上がり、兵庫県は今年10月から設置工事を始めた。

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