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【今週の注目記事】「夜の生活は?」「脱がすぞ」“下ネタ全開部長”セクハラの法廷バトル 「冗談で職場明るく…」のトンデモ釈明一蹴

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【今週の注目記事】
「夜の生活は?」「脱がすぞ」“下ネタ全開部長”セクハラの法廷バトル 「冗談で職場明るく…」のトンデモ釈明一蹴

部下である20代の女性社員に「俺の女になれ」「夜の生活はどうやねん」などとセクハラを繰り返した部長。デートに誘われた女性が「好きな人がいます」と恋愛感情がないことを伝えると、部長は「ばか!」「あほ!」「だぼ!」「ばか!」と連続返信していた 部下である20代の女性社員に「俺の女になれ」「夜の生活はどうやねん」などとセクハラを繰り返した部長。デートに誘われた女性が「好きな人がいます」と恋愛感情がないことを伝えると、部長は「ばか!」「あほ!」「だぼ!」「ばか!」と連続返信していた

 部長は準備書面で、職場での性的発言や原告を自宅に呼んだことを事実と認めた上で、「職場の雰囲気を明るくするための冗談で、原告だけを対象にしたわけではない」と主張。「原告は性的な冗談にも嫌そうな素振りを見せず、むしろ盛り上がっていた」とにわかには信じがたい言い分も繰り広げた。

 また、個別の発言や行為についても細かく弁解し、「『エッチしよー』とは言ったかもしれないが、明らかに冗談と分かる状況だった」「『ご飯を作りに来て』という発言は女性従業員全員にしていた」「『どっからミルクを出したのか』というような話を冗談でしたこともあったのかもしれないが、記憶にない」などとした。

 「原告にセクハラを主張されることには違和感がある」とまで言及した陳述書も提出したが、代理人が7月に辞任した後は新たな代理人を選任せず、裁判の期日にも出廷しなかった。

「言葉のセクハラ」重視し慰謝料減額

 迎えた9月の神戸地裁判決は、部長側の主張をほぼ一蹴し、女性側の勝訴を言い渡した。

 判決は、女性側が証拠提出した部長からのLINEのメッセージや、女性が交際相手に送ったメールの内容から、女性のセクハラ被害の主張がおおむね信用できると指摘。「原告だけに性的冗談を言っていたわけではない」とした部長の弁明を不法行為の成立を否定する事情にならないと断じ、女性に対して執拗(しつよう)なセクハラ・パワハラがあったと認定した。

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