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【竹島を考える】“鹿を指して馬となす”韓国教授の思い込み主張を正す 下條正男・拓殖大教授

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【竹島を考える】
“鹿を指して馬となす”韓国教授の思い込み主張を正す 下條正男・拓殖大教授

竹島など領土に関する記述が増えた教科書。韓国ではこれを「捏造・歪曲された論理が公教育に反映されている」と批判 竹島など領土に関する記述が増えた教科書。韓国ではこれを「捏造・歪曲された論理が公教育に反映されている」と批判

 その『輿地図書』の本文からは于山島が削除され、『新増東国輿地勝覧』では、『世宗実録・地理志』」で「望み見える」とした先に、「三峯岌●(=山へんに業)(=険しく高い)として空を●(=手へんに堂の土が芽のくさかんむりを取る)(支)え、南峯はやや卑(低)く、よく晴れた日には峯頭の樹木及び山根の沙渚」が「歴々見える」としていた。

 これは「独島」ではなく、朝鮮半島から見た欝陵島のことを言っている。独島には樹木も沙渚もないからだ。

 これらの事実は、『世宗実録・地理志』の于山島は今日の独島ではなく、「見える」は朝鮮半島から欝陵島が「見える」と解釈しなければならない、ということなのである。

過去の文献を曲解せぬ限り成立しない主張

 そのため崔教授は、『新増東国輿地勝覧』を引用する際には、肝心な「峯頭の樹木及び山根の沙渚が歴々見える」の部分を省き、『輿地図書』の存在には触れないのである。崔教授は、自説にとって不都合な部分や文献を無視して、馬を鹿とし、鹿を馬としていたのである。

 崔教授が前提とした「独島は歴史的権原に基づき、今日の韓国が実効的に管理している韓国固有の領土」説は、『世宗実録・地理志』(「蔚珍縣」条)の「見える」を欝陵島から独島が「見える」と曲解しない限り、成立しないのである。

プロパガンダに過ぎぬ論稿やエッセー

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