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【竹島を考える】“鹿を指して馬となす”韓国教授の思い込み主張を正す 下條正男・拓殖大教授

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【竹島を考える】
“鹿を指して馬となす”韓国教授の思い込み主張を正す 下條正男・拓殖大教授

竹島など領土に関する記述が増えた教科書。韓国ではこれを「捏造・歪曲された論理が公教育に反映されている」と批判 竹島など領土に関する記述が増えた教科書。韓国ではこれを「捏造・歪曲された論理が公教育に反映されている」と批判

 だが竹島は、歴史的に韓国領であった事実はない。従って私が「捏造して歪曲した論理」とするのも正しくない。それに「島根県竹島問題研究会」は、島根県の要請で発足したもので、活動はほぼボランティアである。その「島根県竹島問題研究会」の竹島研究が気になるのは、韓国側にとって不都合な事実を明らかにしてきたからである。

「独島=韓国領」の前提で進める崔教授の論稿

 では、「捏造して歪曲した論理」と批難する崔教授の竹島研究とは、どのようなものなのか。昨年3月、崔教授が日本の中央大学の学術雑誌『法学新報』(第121巻/第9・10号)に発表した論稿(「韓国の『于山島(うさんとう)→石島→独島』への名称変換に関する研究-勅令四一号の『石島=独島』の検証」)がある。

 崔教授はその冒頭から「独島は歴史的権原に基づき、今日の韓国が実効的に管理している韓国固有の領土である」とし、竹島を韓国領とする前提で論を進めている。その論理展開は演繹(えんえき)的である。

 そこで論拠としていたのは、「日本は、日本の大陸侵略の過程で、日露戦争中に韓国固有の領土だった独島に対して無主地であるとし、国際法の無主地先占論理を悪用」したというものであった。

 だが日本政府が竹島を「無主の地」としたのは、竹島には「他国ニ於テ此ヲ占領シタリト認ムヘキ形跡」がなかったからで、日露戦争とは直接、関係しない。竹島の日本領編入が、日露戦争の時期と重なっていただけのことである。

本末転倒の解釈

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