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【エンタメよもやま話】フランス飛び火?極右“女トランプ”若者の支持1位ル・ペン党首、大統領選で注目のワケ

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【エンタメよもやま話】
フランス飛び火?極右“女トランプ”若者の支持1位ル・ペン党首、大統領選で注目のワケ

欧米で“極右の女トランプ”と恐れられているフランスの極右政党「国民戦線(FN)」の党首マリーヌ・ル・ペン氏=11月15日付英紙デーリー・テレグラフ電子版 欧米で“極右の女トランプ”と恐れられているフランスの極右政党「国民戦線(FN)」の党首マリーヌ・ル・ペン氏=11月15日付英紙デーリー・テレグラフ電子版

 まずはル・ペン氏について簡単に。1968年8月、パリ郊外ヌイイ=シュル=セーヌに生まれます。父は国民戦線の創始者で初代党首のジャン=マリー・ル・ペン氏(88)で彼女は三女です。

 パリ第二大学で法学位を修得した後、弁護士になりますが、父親の影響で6年で弁護士を辞め、政治の道に。1986年、18歳の時に国民戦線に参加し、地方議員を経て2004年、欧州議会議員選挙に立候補し、初当選。以来、政治の世界で存在感を高め、2007年9月、党首である父が後任の党首に彼女を推すと公言。その言葉通り、2011年、国民戦線の党大会で新党首に選出されます。

 そして2012年のフランス大統領選挙で、国民戦線初の女性候補者として名乗りを上げ、注目を浴びます。ちなみにその大統領選、第1回投票以降、10人の候補者中、現職だったニコラ・サルコジ氏(61)やフランス社会党からの候補フランソワ・オランド氏(62)=結局、この人が大統領に当選=に次ぐ3位の人気を獲得。とりわけ若い世代では支持率1位となり、世界を驚かせました。

反ユダヤ主義の父に育てられ……米トランプ政権の要人も「ルペン氏は希望の星だ」

 私生活では国民戦線の活動に貢献したビジネス・エグゼクティブと1995年に結婚。3人の子宝に恵まれますが、2000年に離婚し、2002年に国民戦線の元要人と再婚しています。

 そんなル・ペン氏ですが、極右政党を率いるとあって、思想的には基本、反グローバリゼーション(地球一体化)で反EU(欧州連合)で反移民です。バリバリの反ユダヤ主義者だった父親より少しはマシとはいえ、二重国籍や同性婚の廃止も訴えています。

 とりわけ、昨年1月に発生した「シャルリー・エブド襲撃事件」(イスラム過激派を挑発する風刺画を掲載したパリの風刺週刊誌の編集部を武装集団が襲撃し編集長ら12人を殺害)以降、反イスラム主義の姿勢を強め、国境の警備強化の必要性を訴えています。

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