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【エンタメよもやま話】フランス飛び火?極右“女トランプ”若者の支持1位ル・ペン党首、大統領選で注目のワケ

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【エンタメよもやま話】
フランス飛び火?極右“女トランプ”若者の支持1位ル・ペン党首、大統領選で注目のワケ

欧米で“極右の女トランプ”と恐れられているフランスの極右政党「国民戦線(FN)」の党首マリーヌ・ル・ペン氏=11月15日付英紙デーリー・テレグラフ電子版 欧米で“極右の女トランプ”と恐れられているフランスの極右政党「国民戦線(FN)」の党首マリーヌ・ル・ペン氏=11月15日付英紙デーリー・テレグラフ電子版

 さて、今週ご紹介するエンターテインメントは、世界中を文字通り驚愕(きょうがく)させたそんじょそこらの映画やスポーツの試合なんかの数万倍は面白かった米大統領選という最強のエンタメに絡むお話です。

 先の米大統領選で、大方の予想を最初から最後まで裏切り続け、第45代米大統領に就任することが決まった不動産王&暴言王のドナルド・トランプ氏(共和党、70歳)。

 彼の当確が決まった瞬間から、ニューヨークやロサンゼルスといった大都市では、まるで、この世の終わりがやってくるかのような陰鬱(いんうつ)な雰囲気と大規模なデモで殺気立つ人々が放つ怒りのパワーがごっちゃになって異様な雰囲気を醸しているわけですが、そんなトランプ氏の米大統領当選を祝っている人がいます。

トランプ米大統領誕生を祝う「露プーチン」「KKK」「イスラム系過激派」…そして「ル・ペン党首」

 1人目はおなじみ、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(64)。祝電を送った後「危機的な状況に陥っている米ロ関係から脱するよう、共に取り組みたい。われわれの民族や世界の利益のため、モスクワとワシントンは平等かつ相互尊重の姿勢でもって建設的な対話ができる」と呼びかけました(11月9日付英紙デーリー・テレグラフ電子版など)

 そして2人目は悪名高き米の白人至上主義団体「KKK(クークラックスクラン)」の有名な元リーダー、デビッド・デューク氏(66)。

 トランプ氏の当選が決まった現地時間8日の夜「私の人生で最もエキサイティングな夜だ」との喜びの声明を発表。これを受けてか、KKKの中でも最大級の規模を誇るノースカロライナ州(米南東部)の団体「クークラックスクランの忠実なる白い騎士」では、150人~200人のメンバーが12月3日にトランプ氏の当選を祝う祝賀パレードを地元で行うそうです(11月11日付米紙ニューヨーク・ポスト電子版など)

 そして3人目、ではなく3つ目は、かつて、あのウサマ・ビン・ラーディンが司令官を務めたイスラム系過激派組織アルカーイダ。傘下にある中東シリアのジハーディスト(聖戦主義者)グループのスポークスマン、ハムザ・アル=カリビ氏はツイッターで「今日から西洋社会の陰謀を暴くためのメディア向けリリースを出す必要がなくなった。これからわれわれに必要なのはトランプの発言をリツイートすることだけだ」とつぶやき、トランプ米大統領の誕生を祝福しました(11月10日付英紙インディペンデント電子版)

 いやはや。誰に祝福されとんねん、という感じなのですが、実は、トランプ氏の当選を祝福している連中の中で、最も物議を醸しているのは前述したプーチン氏でもKKKでもアルカーイダでもないのです。

 その人の名はマリーヌ・ル・ペン(48)。フランスの女性政治家で、極右政党「国民戦線(FN)」の党首なのですが、いま欧米では“近い将来、女トランプになるのではないか”と恐れられている人物なのです。

 というわけで、前置きが長くなりましたが、今週の本コラムは、自由・平等・友愛の国、おフランスから登場するかもしれない“第2のトランプ”ル・ペン氏についてご説明いたします。

自由・平等・友愛の国が生んだ“極右マドンナ”…米トランプ政権はや太鼓判?

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