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メタボ予防にエゴマ油を!奈良で生産者増やす動き 農薬いらずで地方活性化の起爆剤に

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メタボ予防にエゴマ油を!奈良で生産者増やす動き 農薬いらずで地方活性化の起爆剤に

製造されたエゴマ油は鮮やかな黄色。認知症予防にも効果があるという=奈良市 製造されたエゴマ油は鮮やかな黄色。認知症予防にも効果があるという=奈良市

栽培は手間いらず

 エゴマはもともとは日本でもなじみの植物だった。中世には油として利用され、全国的に栽培されていたという。だが、菜種油などの普及で生産は衰退。現在は東北や中部地方の高冷地、山間部など、限られた地域で栽培されるに留まり、市場に流通しているエゴマ油の大半は中国産や韓国産だ。

 奈良では栽培のノウハウは失われたかと思いきや、東さんはエゴマについて、「農薬もいらないし、手がかかるのは草刈りくらい」と話す。エゴマの特徴のひとつが、シソとミントを合わせたようなすっきりとした香りだが、この香りがシカやイノシシは苦手なようで、獣害に悩まされることはないという。

 奈良市東部は農家の高齢化が進み、耕作放棄地の増加が課題となっている。だが、東さんは「高齢者でも取り組みやすいと思う」と、エゴマを農村活性化の起爆剤としても考えている。

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 エゴマは春に種をまき、秋に収穫する。乾燥させた1・5キロの種子を30分かけてゆっくり搾油し、製造できるのはたったの約450ミリリットル。「貴重な油です」と東さん。透き通った鮮やかな黄色が美しい。

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