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【関西の議論】似た者同士?橋下徹氏はトランプ氏熱烈支持「メキシコ国境の壁、何が悪い」 堕落した既存政治に反発「ポピュリズム」は〝世界潮流〟

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【関西の議論】
似た者同士?橋下徹氏はトランプ氏熱烈支持「メキシコ国境の壁、何が悪い」 堕落した既存政治に反発「ポピュリズム」は〝世界潮流〟

橋下徹氏(左)と米国の次期大統領、ドナルド・トランプ氏。歯に衣着せぬ本音や主張で物議を醸す一方、既成の政治エリートが拾いきれていない国民の不満をすくい上げて支持を広げる政治スタイルが共通する―との見方もある 橋下徹氏(左)と米国の次期大統領、ドナルド・トランプ氏。歯に衣着せぬ本音や主張で物議を醸す一方、既成の政治エリートが拾いきれていない国民の不満をすくい上げて支持を広げる政治スタイルが共通する―との見方もある

 国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を決めた英国、フランスで勢力を伸ばす極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン党首、オランダで人気を集める極右政党、自由党のヘルト・ウィルダース党首らが挙げられる。いずれも反EU、反移民を掲げ、「既成の政治エリートが拾いきれない国民の不満を吸収し、支持を広げてきた」という。

 アジアでは、過激な発言で知られるフィリピンのドゥテルテ大統領も、既成の政治を批判して台頭した政治家の一人だ。

 水島氏は「政治や社会経済的な背景は異なるが、既存の体制から弾き出された『置き去りにされた人々』の不満が世界中のあちこちで噴出している。20世紀の政治を回してきた政治家や政党、労働組合などが有権者や国民の要望をうまく反映できていない」と話す。

橋下氏、世界を見据える視線の先に…

 混迷する世界は、トランプ大統領の誕生でどう変わるのか。

 橋下氏は13日のツイッターで《アメリカ、ロシア、中国の協調による世界コントロールの時代に突入する可能性大。日本にとっては苦しい状況》と予測してみせた。

 簑原氏も「3大国に囲まれた日本のかじ取りは難しくなる」と指摘。3強時代の内実も「米国の長期的な国力の衰退、中国の台頭、旧ソ連時代の威光復活を目指すロシアの野心といった要因で不安定だ。そこに『常識破り』なトランプ大統領が登場することで不透明さが加わるだろう」と懸念する。

 昨年12月の大阪市長退任を機に政界を引退した橋下氏の復帰があるとすれば、「日本が危機的な状況になるとき」と維新内部ではささやかれてきた。

 今年6月に英国がEU離脱を決めた国民投票や今回の米大統領選などの海外視察を重ね、大阪府知事・市長時代に経験できなかった国際政治の見聞を深めている橋下氏。「世界の中の日本」を見据える視線の先にあるものとは…。

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