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【関西の議論】似た者同士?橋下徹氏はトランプ氏熱烈支持「メキシコ国境の壁、何が悪い」 堕落した既存政治に反発「ポピュリズム」は〝世界潮流〟

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【関西の議論】
似た者同士?橋下徹氏はトランプ氏熱烈支持「メキシコ国境の壁、何が悪い」 堕落した既存政治に反発「ポピュリズム」は〝世界潮流〟

橋下徹氏(左)と米国の次期大統領、ドナルド・トランプ氏。歯に衣着せぬ本音や主張で物議を醸す一方、既成の政治エリートが拾いきれていない国民の不満をすくい上げて支持を広げる政治スタイルが共通する―との見方もある 橋下徹氏(左)と米国の次期大統領、ドナルド・トランプ氏。歯に衣着せぬ本音や主張で物議を醸す一方、既成の政治エリートが拾いきれていない国民の不満をすくい上げて支持を広げる政治スタイルが共通する―との見方もある

 その意味では、地方議会で「使い途が不透明」と問題視されてきた政務活動費や、国会議員の文書通信交通滞在費のインターネットでの公開を進め、戦後日本をリードしてきた〝政治エリート〟自民党に対峙(たいじ)する「責任ある野党」を目指す維新の政治姿勢をポピュリズムと呼ぶことはあながち誤りでもなさそうだ。

2人の違いは「エゴの大きさ」

 もっとも、トランプ氏に似ている-との指摘について、橋下氏の周辺は「あんなビジネスマンではないですし、『土地転がし』のようなことをやったこともありません」と困惑気味だ。

 そんな2人の違いについて、神戸大の簑原俊洋教授(日米関係史)は「エゴの大きさ」を挙げた。

 トランプ氏は大統領選の期間中に選挙責任者を2人もクビにしたが、橋下氏は選挙の候補者の人選など政務の要を松井氏に任せていた。「すべてを自分で決めるトランプ氏と異なり、仲間と役割を分担する橋下氏は『自分はオールマイティーではない』と認識できるリアリズムがある」と指摘する。

「置き去りにされた人々」の不満吸収

 再び2人の共通点に目を向ける。

 12月に『ポピュリズムとは何か』(中公新書)を刊行する千葉大の水島治郎教授(ヨーロッパ比較政治)によると、橋下氏やトランプ氏のような政治スタイルは世界を席巻している。

欧州では極右台頭、アジアには比ドゥテルテ大統領が

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