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覚醒剤密売、GPS捜査巡り中間論告 福井地裁

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覚醒剤密売、GPS捜査巡り中間論告 福井地裁

 覚醒剤の密売を繰り返したとして、麻薬特例法違反罪などに問われた無職。田端幸夫被告(50)の裁判員裁判公判が21日、福井地裁(入子光臣裁判長)で開かれた。福井県警が令状のないまま、被告の車に衛星利用測位システム(GPS)端末を取り付けていたことの違法性を巡り、中間論告と中間弁論が行われた。

 検察側は中間論告で「尾行の補助的手段にすぎず令状が必要ない任意捜査だ」と主張。一方、弁護側は県警が令状の請求を検討すらしておらず違法だと改めて主張。さらに「車には被告の父親が乗ることがあった。無関係な人のプライバシーも侵害された」と訴えた。

 これに先立って午前中にあった被告人質問で、田端被告は「車は駐車場に止めていた」と訴え、GPS端末を着脱した場所は、公道上とする検察側の主張に反論した。

 起訴状によると平成25年8月、福井市で2人に覚醒剤0・14グラムを1万円で譲渡したほか、多数の人にも密売を繰り返したとしている。

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