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【和歌山発砲】覚醒剤の減刑嘆願書拒否され、一方的恨みか 拳銃自殺の男を書類送検へ

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【和歌山発砲】
覚醒剤の減刑嘆願書拒否され、一方的恨みか 拳銃自殺の男を書類送検へ

関西写真記者協会賞を受賞した「照準はカメラマン」。工事中の民家の足場に座り銃口を向ける溝畑泰秀容疑者を撮影した=8月31日、和歌山市(安元雄太撮影) 関西写真記者協会賞を受賞した「照準はカメラマン」。工事中の民家の足場に座り銃口を向ける溝畑泰秀容疑者を撮影した=8月31日、和歌山市(安元雄太撮影)

 和歌山市の土木建設会社で8月、従業員4人が死傷した拳銃発砲事件で、集合住宅に立てこもった後に自殺した同社の実質経営者、溝畑泰秀容疑者=当時(45)=が、以前に起訴された覚醒剤事件について減刑を求める嘆願書の提出を被害者側に依頼し、断られていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。和歌山県警はこれを機に一方的に恨みを募らせ、犯行に及んだ可能性が高いと判断。今週内にも殺人と殺人未遂容疑などで容疑者死亡のまま書類送検する。

 溝畑容疑者は昨年、覚せい剤取締法違反(使用)の罪で逮捕・起訴され、保釈中の今年8月、実刑判決が確定。事件当日に収監される予定だった。

 捜査関係者によると、溝畑容疑者は公判前、従業員の石山純副(じゅんすけ)さん=事件で死亡、当時(45)=に「減刑を求める嘆願書を従業員に書かせてほしい」と母親を通じて依頼。だが、犯罪内容などの詳しい説明はなく、石山さんは他の3人と相談した上で依頼を断っていた。

 溝畑容疑者が発砲事件後の8月31日未明から17時間以上立てこもった集合住宅付近で見つかったノートには「4人に会社を乗っ取られてしまう」などと不満が書き連ねてあったという。溝畑容疑者の遺体からは覚醒剤の反応を検出。覚醒剤の影響で妄想などの症状が出ていた可能性もある。

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