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【堺・男児不明】「生きていると信じていたが…」4年前のおいの不明情報、行政で共有されず

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【堺・男児不明】
「生きていると信じていたが…」4年前のおいの不明情報、行政で共有されず

山中での捜索を再開する捜査員ら=14日午前9時56分、大阪府千早赤阪村(本社ヘリから、村本聡撮影)  山中での捜索を再開する捜査員ら=14日午前9時56分、大阪府千早赤阪村(本社ヘリから、村本聡撮影) 

 一方、大阪府富田林子ども家庭センター(児童相談所)は樹李ちゃんと長女を保護し、24年4月に施設に預けていた。両容疑者が「責任を持って育てたい」と希望したため、児相は「虐待のリスクはない」と判断。25年12月に樹李ちゃんらを松原市の両容疑者宅に帰したが、おいの事件や両容疑者が逮捕された情報などを、同市に伝えていなかった。

 その後、両容疑者の双子の次女が昨年2月に太ももにやけどをして医療機関を受診すると、児相は「虐待の恐れがある」と同市に通報。市と児相が開いた「要保護児童対策地域協議会」で千穂容疑者をネグレクトと認定したが、この際にも両容疑者の過去の情報は市側に提供されなかった。

 担当者は「どんな経緯で亡くなったのか、真相が知りたい」と悔やんだ。

 一方、児相の担当者は、おいの事件や両容疑者が逮捕された情報などを同市に伝えなかった理由を「身体的虐待をしているなどの事案ではなかったから」と説明。その判断の是非は「検証が必要」と話している。

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