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佐川印刷資金不正流用で元役員を逮捕 フィリピンから強制送還後に成田で 京都地検

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佐川印刷資金不正流用で元役員を逮捕 フィリピンから強制送還後に成田で 京都地検

逮捕され大阪国際空港(伊丹空港)を出る佐川印刷元役員の湯浅敬二容疑者=15日午後、大阪国際空港(志儀駒貴撮影) 逮捕され大阪国際空港(伊丹空港)を出る佐川印刷元役員の湯浅敬二容疑者=15日午後、大阪国際空港(志儀駒貴撮影)

 総合印刷会社「佐川印刷」(京都府向日市)の子会社の資金流用事件で、同社の資金をだまし取ったとして、京都地検は15日午後、電子計算機使用詐欺容疑で、佐川印刷元取締役、湯浅敬二容疑者(63)と同社元社員、宮口孝容疑者(63)を逮捕した。地検は認否を明らかにしていない。湯浅容疑者は昨年2月に東南アジアに渡航し、連絡が取れなくなっていたが、先月フィリピン当局が拘束。この日、強制送還され、到着した成田空港で逮捕された。

 湯浅容疑者は、同社と子会社の資金90億円超を外部に流出させたとされる。地検は今後、湯浅容疑者の取り調べを通じて流出先や手口、動機などを追及し、巨額流用事件の全容解明を目指す。

 2人の逮捕容疑は、平成26年9月、正式な社内手続きをとらずに、インターネットバンキングを通じ、財務・経理部門を担当していた子会社「エスピータック」(同府亀岡市)の資金約4億円をだまし取ったとしている。

 佐川印刷はこの日、ホームページで「元取締役が逮捕されることは誠に遺憾であり、佐川印刷グループのお取引先の皆様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けすることを、改めて深くおわび申し上げる」とのコメントを出した。

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