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【べっぴんさんの舞台裏(4)】俳優たちの「プロ意識」に応えられるように…柔らかな光と色調の空間にある人物像を映し出すカメラマン

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【べっぴんさんの舞台裏(4)】
俳優たちの「プロ意識」に応えられるように…柔らかな光と色調の空間にある人物像を映し出すカメラマン

フルサイズセンサーのカメラで撮影したワンシーン。周辺がぼやけることで見せたいものに焦点をあわせることができる フルサイズセンサーのカメラで撮影したワンシーン。周辺がぼやけることで見せたいものに焦点をあわせることができる

 朝の連続テレビ小説の撮影スタッフは、A、Bの2班体制で、1班はカメラ5台、カメラマン4人で構成されています。私の役割はセカンドで、撮影全体を見ているチーフの下で、現場での撮影を取り仕切ります。たとえば、あるシーンで誰をどのように撮るのかは、演出の設計で決まっていきますが、セットや人物配置、照明の状況などで、一度で撮影できないときもあります。そんなときに撮影順序を整理し、効率よく収録を進めていくのもセカンドの重要な仕事になります。

 『べっぴんさん』は4日間で放送の1週間分、およそ90分を効率よく収録していきます。そのため、同じセットを使うシーンはできるだけまとめ撮りしますが、台本の流れに沿って撮影しないことが多々あります。

 深刻な場面の後で、和やかな雰囲気のシーンを撮影することもあるのですが、シーンごとに気持ちをつくり換える俳優さんたちのプロフェッショナルな業に応えられるように、大事な芝居にこそ時間を取れるようにという思いで現場を進めています。

 また、『べっぴんさん』の撮影では、通常のテレビカメラに加えて、フルサイズセンサーのカメラを取り入れて、ここぞというときに使用しています。

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