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名古屋の滑り台は「富士山」形? 180キロも離れた地で多数設置されているのはなぜ?

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名古屋の滑り台は「富士山」形? 180キロも離れた地で多数設置されているのはなぜ?

名古屋市の公園にある富士山の形をした滑り台 名古屋市の公園にある富士山の形をした滑り台

 名古屋市の公園にあるコンクリート製の滑り台は少し変わっている。富士山の形をしているのだ。本物から180キロも離れ、山梨、静岡県内の麓の自治体には、そんなものはないというのに…。調べてみると、市職員のアイデアで造られるようになり、半世紀にわたり、市民から愛されていることが分かってきた。

 秋晴れの休日。名古屋市内の公園で、頂上から何度も滑り降りる忠隈絢勇ちゃん(3)の姿があった。「自分も遊んだ。どこからでも登れるから、楽しいんだよ」。父慎太郎さん(51)が子どもの頃を振り返った。

 頂上からの急斜面で出るスピードも末端の緩斜面で減速するように安全面を配慮。岩が転がるガレ場をイメージしたのか、斜面の一部には石が埋め込まれ、登りやすい工夫も施されている。

 「スリルがあるから出来合いのアスレチック遊具より子どもたちの食いつきがいい」。2人の子どもを遊ばせていた沢田悦子さん(32)が教えてくれた。

 名古屋市によると、市内の公園にある富士山滑り台は82カ所。築造のきっかけは1960年代後半に市役所で公園整備に携わっていた中村繁己さん(75)のアイデアだ。

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