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野菜高騰で“異例”の給食中止 保護者「弁当作る負担考えてほしい」と反発 三重・鈴鹿市

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野菜高騰で“異例”の給食中止 保護者「弁当作る負担考えてほしい」と反発 三重・鈴鹿市

 野菜価格が高騰し、予算内での食材調達が困難になったとして、三重県鈴鹿市教育委員会が12月20日と来年1月12日の計2日間、全ての市立小学校と幼稚園で給食の提供を見合わせることが2日、市教委への取材で分かった。

 市教委によると、対象となるのは30の小学校と13の幼稚園。2学期の給食最終日と3学期の給食初日で提供を中止する。授業などを午前中だけにするか、昼食を持参させるかは学校側が判断する。保護者からは「弁当を作る負担も考えてほしい」との意見が寄せられている。

 農林水産省によると、北海道や長野県などの生産地で天候不順が続いたため、ジャガイモやレタスの卸値が10月中には平年比1・6~3・5倍に高騰。鈴鹿市教委は1人月額4100円の給食費で賄っているが、既に9月分の食材調達費が予算を超えてしまった学校もあるという。

 給食費を引き上げることも検討したが、年度内の引き上げは保護者の理解を得にくいと判断、提供中止を決めた。

 市教委学校教育課の担当者は「苦渋の決断。なるべく国産のものを使って栄養価を保ちつつ、安全な給食を提供するための措置だ。理解してほしい」と話している。

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