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釣り糸絡まり、翼骨折した絶滅危惧種の渡り鳥保護 鳥取・米子水鳥公園

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釣り糸絡まり、翼骨折した絶滅危惧種の渡り鳥保護 鳥取・米子水鳥公園

けがをした状態で保護されたクロツラヘラサギ=鳥取県米子市の米子水鳥公園(山根忠幸撮影) けがをした状態で保護されたクロツラヘラサギ=鳥取県米子市の米子水鳥公園(山根忠幸撮影)

 鳥取県米子市の米子水鳥公園で31日、世界的に希少な渡り鳥「クロツラヘラサギ」が負傷し飛べなくなった状態で保護された。くちばしに釣り糸が絡まっていたほか、左の翼を骨折しており、米子動物医療センターで治療している。

 クロツラヘラサギは10月20日、同公園に飛来。同30日午前に飛び立ったが、午後に公園へ戻ってきたときには負傷していた。31日に県職員らが、網を使って捕獲し保護した。

 同公園では約20年前から、釣り人などの立ち入りを禁じている。同公園の桐原佳介・主任指導員は「くちばしに絡まったルアーの仕掛けが、木の枝などに引っかかるなどして墜落し、負傷したのでは」と推測している。けがは完治する可能性があるという。

 クロツラヘラサギは世界生息数約3300羽とされる絶滅危惧種。しゃもじ状の長いくちばしが特徴で、全長約75センチ。朝鮮半島西岸の離島などで繁殖し、台湾などで越冬するが、日本にも訪れる。

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