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【今週の注目記事】「外国人並みのDカップに!」豊胸手術繰り返した女性が怒りの提訴 左右アンバランス、しわ…美的感覚の違いか手術失敗か

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【今週の注目記事】
「外国人並みのDカップに!」豊胸手術繰り返した女性が怒りの提訴 左右アンバランス、しわ…美的感覚の違いか手術失敗か

「もっと大きく、高さのある胸に」。外国人並みのDカップを夢見て美容クリニックで豊胸手術を受けた女性。術後も左右のアンバランスや段差、しわが気になり、手術は計4回に及んだ。最終的に提訴に踏み切ったが、司法が下した判断は… 「もっと大きく、高さのある胸に」。外国人並みのDカップを夢見て美容クリニックで豊胸手術を受けた女性。術後も左右のアンバランスや段差、しわが気になり、手術は計4回に及んだ。最終的に提訴に踏み切ったが、司法が下した判断は…

 当時の豊胸手術は、胸部内の組織を剥離してつくった空間(ポケット)に、インプラント(人工乳腺)を入れるというもの。インプラントにはシリコンジェルや生理食塩水入りのシリコンバッグが使われていた。

 インプラント挿入のために身体のどの部位を切開するかには、いくつかの選択肢がある。女性の場合は左脇にメスを入れることになった。乳房のアンダーラインを切開する手法に比べると、術野が確保しにくく、難易度は高い。だが傷口が目立たないというメリットがあるという。

 執刀したのは数千件の手術経験を持つベテラン外科医。女性の左右の脇を切開し、両方の乳房にインプラントとしてそれぞれ300ccのシリコンバッグを挿入した。数日後、左乳房にたまった血腫の吸引処置を行い、豊胸は成功したかに見えた。

手術重ねても違和感消えず

 しかし、女性は納得していなかった。約10カ月後にクリニックを訪れ、「左の乳房が引き上げられ、硬くなっている」と再手術を願い出たのだ。

 一般的に乳房内の筋組織とインプラントの間には、生体反応として被膜が形成される。この被膜が狭い範囲に集中すると、その部分が硬くなることがある。これを防ぐためにはマッサージが欠かせず、女性はその指導も受けていた。

 「焦らずにマッサージを続ければ改善される」と医師は再手術に消極的だったが、女性の強い要望を受けて2回目の手術に踏み切った。このときは左乳房の上部分を切開してスペースを広げ、インプラントを入れ直した。

「段差は生来的な原因。手術で解消できない」

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