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【おやじが行く】釜炊きの銀シャリ、飯好きのための店 大阪・西天満の「ウオマチ」

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【おやじが行く】
釜炊きの銀シャリ、飯好きのための店 大阪・西天満の「ウオマチ」

イラスト・清水浩二 イラスト・清水浩二

 新米が出回る季節。うまい米の飯が食いたい! 大阪・西天満にある「ウオマチ」は、おかずより飯が好き-というおやじのために存在しているような店だ。

 のれんをくぐって中に入ると、レジの横に大きな釜がある。厨房(ちゅうぼう)が奥にあるので飾り物かと思ったが、「いえ、これは見せ物ではありません」と店主の大平千仁さん(37)。神戸の知り合いの米マイスターが選んだ米をこれで実際に炊いているという。

 現在、ランチタイムに使っている米は山形県の庄内米「はえぬき」。米はとぐときに一番水を吸うので、惜しみなく「おいしい水」を使い、半日、水に浸した後、強火で短時間のうちに炊き上げる。客には炊きたて20分以内を出す。

 「季節によって、米の状態によって、火加減・水加減、炊く時間などは変わります。一番おいしい炊きあがりになるよう何回も試しました」

 さて、そのこだわりの釜炊きご飯。米が一粒一粒立っていて、ツヤツヤの銀色半透明。極上の銀シャリだ。何をおかずにしてもいいが、ここはやはり秋の味覚、サンマの塩焼きだろう。あとはみそ汁があればほかには何も要らない。

 まずは、ご飯を一口。柔らかすぎず固すぎず、これしかないというピンポイントの歯応え。噛むとほんのり甘みが口の中に広がる。タイのだしと合わせみそのみそ汁をひとすすりしただけで丼一杯を食べ切った。

 しまった…と思ったが、ランチタイムはご飯のおかわり自由というではないか。二杯目、今度は脂の乗ったサンマをおかずに、ガツガツと。これはたまらん。ご飯が進む、進む。もう一杯、最後はみそ汁と漬物だけでかきこんだ。

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