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「自分が若いころは当たり前…」スーパー「コノミヤ」違法残業 大阪労働局、容疑で書類送検
大阪や愛知などでスーパーマーケットを展開するコノミヤ(大阪市鶴見区)が、社員に月100時間超の長時間労働をさせ残業代も支払わなかったとして、大阪労働局は20日、労働基準法違反容疑で、法人としての同社と、専務(65)と業務本部長(43)の男性2人を書類送検した。
労働局によると、専務は「自分が若いころは残業が当然で残業代申請もしておらず、当たり前だと思っていた」と供述。従業員は残業を余儀なくされていたが、社長が残業しないように指示し報告も求めていたため、専務らは部下が残業を隠して作った報告書をそのまま社長に上げていたという。
書類送検容疑は平成26年9月~27年2月、本社管理部門の30~50代の男性社員4人にそれぞれ最大で1カ月105~64時間の時間外労働をさせ、割増賃金計約293万円を払わなかったとしている。
同局によると、コノミヤは16年以降、各地の労働基準監督署から是正指導を20回以上受け、店舗では「残業ゼロ」へ改善を進めていたが、店舗を管理する本社内では残業が横行。労働局は今年2月に本社などを捜索し書類を差し押さえた。
