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滋賀・湖南市社協の元職員、施設費164万円立て替え 口座から不正に引き出す

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滋賀・湖南市社協の元職員、施設費164万円立て替え 口座から不正に引き出す

 滋賀県湖南市の市社会福祉協議会は19日、認知症の人や知的障害者などの預金通帳を本人に代わって管理する「地域福祉権利擁護事業」に携わっていた元事務局次長の男性(51)が、事業を利用する認知症の女性の福祉施設の入所費約164万円を自費で立て替え、立て替えた分を女性の口座から不正に引き出していたと発表した。同社協は17日付で男性を停職6カ月の懲戒処分とした。男性は18日付で依願退職した。

 同社協によると、元事務局次長は平成15年9月から生活支援の専門員として、女性の預金通帳を管理。女性はグループホームに入所していたが、毎月の施設利用料を支払えないことがあり、事務局次長が約3年間にわたり、計約164万円を立て替えた。

 その後女性が利用料を払えるようになったため、18年から10年間、1回につき数万円を引き出していたという。同社協によると、引き出した合計額は約190万円。現金の私的な流用はなかったという。

 女性は今年6月死去。遺族に通帳を返却する際に発覚した。事務局次長は「自分が何とかしなければならないと思った」と話しているという。

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