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村上春樹さんが名付けた「高橋人生堂書店」 倉敷の夫婦切り盛り、遠方からファンも

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村上春樹さんが名付けた「高橋人生堂書店」 倉敷の夫婦切り盛り、遠方からファンも

作家の村上春樹さんが名付け親になった書店「高橋人生堂書店」を経営する高橋頼子さん=岡山県倉敷市 作家の村上春樹さんが名付け親になった書店「高橋人生堂書店」を経営する高橋頼子さん=岡山県倉敷市

 1枚のはがきがきっかけとなり、作家の村上春樹さんが名付け親になった小さな書店が岡山県倉敷市にある。「高橋人生堂書店」。由来は分からず、経営する高橋頼子さん(65)夫婦は「人生についてよく考えなさいということでしょうか」と苦笑いする。

 市郊外の住宅街の細い道を進むと、2階建ての個人宅の玄関先にカフェを兼ねる店の看板が見える。玄関から入ると、長方形のリビングを囲む壁に据え付けた棚に、村上作品や、作品にまつわる書籍ばかりが並ぶ。中央のテーブル席では客がランチを楽しんでいた。

 頼子さんは現在の場所に店を移す前年の平成16年、夫の康男さん(63)と2人で倉敷市中心部に店を開いた。夫婦そろって村上作品の大ファン。開店に際し「駄目もと」で、エッセー集「村上朝日堂」を店名に使わせてほしいという手紙を出版社に送った。目に届くよう、封書ではなく、裏一面に作品への思いを書き込んだはがきで。

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