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【虎のソナタ】若ゴイに伝授された「黒田の教え」

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【虎のソナタ】
若ゴイに伝授された「黒田の教え」

広島・黒田が引退を発表。会場には多くの報道陣が詰めかけた 広島・黒田が引退を発表。会場には多くの報道陣が詰めかけた

 大瀬良には、「俺と同じで、踏み出すときに右膝が前に折れるクセがある」と、大瀬良の腰や肩を両手で後ろから抱えて投球フォームを矯正。制球が悪い左腕の戸田や中村には、「最初から9分割したコースに投げようと思うな。俺でも最初は内外角にアバウトに投げている。ぎりぎりのコースを狙うのは追い込んでからだ」。

 1面でも紹介している通り、昨年4月25日のマツダスタジアムでの対戦で、藤浪が2球続けて黒田の顔に当たりそうなボールを投げてしまったときは、藤浪もゲキを飛ばされました。

 バントをさせて二塁で封殺しようと考え、投げてすぐにダッシュして、肝心の投球がすっぽ抜けた。これを繰り返した藤浪に「いい投手なのに何をやっているんだ。こんな場面でコントロールできないでどうする」と苦言を呈した上で、「次に対戦したとき、思い切り腕を振って投げてくればいい。僕も頭に当ててしまったことがある。いろいろ経験してきた。それを乗り越えないと強くなれない」とハッパをかけたのです。

 今季、藤浪は「思い切り腕を振って」投げられていたでしょうか。

 侍ジャパンの11月の強化試合で思い切り腕を振る姿を見せてほしい。日本シリーズが終わってOB「黒田氏」になっている男気右腕も、それを願っているはずです。

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