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ミッフィーは「能面」-無表情から感情読み取る、日本人の感性に合う? ミッフィー展、島根・益田で

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ミッフィーは「能面」-無表情から感情読み取る、日本人の感性に合う? ミッフィー展、島根・益田で

思い思いにアレンジされたミッフィーを楽しむ入場者ら 思い思いにアレンジされたミッフィーを楽しむ入場者ら

 世界で愛されているオランダ生まれのウサギ「ミッフィー」の展覧会が、島根県益田市の県立石見美術館で開かれている。絵本やその原画、日蘭両国のクリエイターたちが思い思いにデザインしたミッフィー像などが並ぶ。31日まで。

 ミッフィーは、オランダのグラフィックデザイナーで絵本作家のディック・ブルーナさんが1955(昭和30)年に発表した絵本の主人公。赤や黄など6色だけを使ったシンプルな絵に加え、文章の響きやリズムに気を配るなどした高い芸術性が大人世代も魅了。世界約50カ国で累計8500万部が発行されている。

 会場には、ブルーナさんが初めて描いた「ファーストミッフィー」と呼ばれる原画や数々のスケッチ、ミッフィー以前に作った絵本などを展示。南目美輝学芸課長は「不要部分をそぎ落としたシンプルな構成は、俳句などの日本文化に通じる価値観。表情を変えない顔は能面のようで、そこから読み手が感情を読み取るという点も日本人の感性に合う」と、日本でのミッフィー人気を分析する。

 また、ミッフィー誕生60周年だった昨年、日蘭両国の画家やデザイナーらが制作した16通りのミッフィーも会場に並ぶ。背丈1・8メートルのミッフィー像をベースに思い思いの色彩や装飾、衣装などを加えており、シンプルではない一風変わったミッフィーが楽しめる。

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