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【衝撃事件の核心】「大変迷惑」「臭くてたまらない!」隣家トラブルの原因は…? 因縁20年法廷バトルの顛末

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【衝撃事件の核心】
「大変迷惑」「臭くてたまらない!」隣家トラブルの原因は…? 因縁20年法廷バトルの顛末

隣地の会社事務所から越境してきたシイの古木の枝や落ち葉の被害に悩まされてきた女性。枝の伐採を求めて提訴したが… 隣地の会社事務所から越境してきたシイの古木の枝や落ち葉の被害に悩まされてきた女性。枝の伐採を求めて提訴したが…

 女性側は昨年1月、代理人を通じて会社側に枝の切除を求めたが、会社側は意外なことを言い出した。かつて女性の父親(故人)との間で「枝が張り出してもかまわない」という合意を取り交わしたというのだ。

 そんな話は聞いたことがない-。女性側は合意書の提出を求めたが、会社側は書面はないと突っぱね、枝の切除にも応じなかった。

 民法233条1項は「隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる」と規定している。会社側の態度に業を煮やした女性は昨年3月、伐採を求めて大阪地裁に提訴した。

「合意」あったのか

 亡き父親と会社との間に本当に合意は存在したのか。訴訟で会社側は以下のように主張した。

 およそ36年前にシイを植える際、女性側の土地との境界に塀を設置した。塀は自社敷地内に建てたが、庇部分や枝の一部が越境してしまうかもしれない。そこで会社側は当時存命だった女性の父親と協議し、父親側に10万円を支払い、以後は父親が「一切異議を述べない」との契約を締結したという。

 会社側は父親との関係をおもんぱかり、あえて契約内容を書面化せず、領収書も要求しなかったという。ただ55年7月ごろに設けた合意の席には父親のほか女性の母親も同席。そして合意は父親の死後も相続人である女性に引き継がれ、効力を発揮している、と主張した。

 女性側は「樹木の越境に関する合意など存在するはずがない」と認めない。女性の父親と会社の間ではかつて、土地の境界をめぐって訴訟になったことがあった。女性側の代理人が入手した約20年前の判決文には、以下の記述があった。

「住民からも親しまれ、近隣の景観に好影響」「花が大変臭い。近隣住民から疎まれている」

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