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【役に立つマーケティング戦略(3)】ビリから1位になった仏企業 高知工科大経済・マネジメント学群教授 永島正康さん

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【役に立つマーケティング戦略(3)】
ビリから1位になった仏企業 高知工科大経済・マネジメント学群教授 永島正康さん

店頭に並んだデジカメ。メーカーと流通側の協働が無駄のない販売を実現する(写真は本文と関係ありません) 店頭に並んだデジカメ。メーカーと流通側の協働が無駄のない販売を実現する(写真は本文と関係ありません)

 だからこそ、われわれは、このような製品のライフサイクルや流通特性に合わせて、組むべき流通パートナーや協働のレベルを変えていったのである。こうした仕組みは、後に全社グローバル的に、大手流通との協働活動のひな形となった。

 ただし、成果をあげるためには、ハード的な仕組みだけでなく、その仕組みを動かす人と人とのソフト的な関係性にも留意しなければならない。信頼、相互依存といった関係性を同時に構築しておく必要があり、ハードとソフト両輪の仕組みを構築して初めて、協働がうまくいくのである。

   

 【プロフィル】永島正康(ながしま・まさやす)  昭和34年、東京都生まれ。大手電機メーカーで、約30年間、国際マーケティングに従事。神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了、ソルボンヌ大学大学院ビジネススクール博士課程修了、平成26年より高知工科大学マネジメント学部准教授に就任。現在は、同大学経済・マネジメント学群教授。Ph.D.(経営学)。専門は、経営戦略、マーケティング、サプライチェーン。

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