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【世界を読む】北朝鮮の“使者”は来るのか…宗教版「日中韓サミット」への招待、カギ握るのは「中国」

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北朝鮮の“使者”は来るのか…宗教版「日中韓サミット」への招待、カギ握るのは「中国」

今年9月に横浜市内で行われた宗教界の日中韓サミット「IPCR国際セミナー」。来年は中国で開催することで、北朝鮮の参加を促すという(WCRP日本委員会提供) 今年9月に横浜市内で行われた宗教界の日中韓サミット「IPCR国際セミナー」。来年は中国で開催することで、北朝鮮の参加を促すという(WCRP日本委員会提供)

政府関係者の同行は必至

 北朝鮮では今年9月にも観測史上最大の洪水が発生したと伝えられている。

 だが、国際社会の非難にもかかわらず核・ミサイル開発を強硬に進める北朝鮮に対し、日本政府は現時点で人道支援を検討していない。宗教界も同様だ。

 5回目の核実験を受けた今年9月、WCRP日本委員会は「平和を願う世界の多くの人々の良心を裏切る行為であり、深く憂慮し強く反対する」などとする声明を出した。

 一方、宗教界の「日中韓サミット」である来年のIPCR国際セミナーに北朝鮮の参加を促すのは、孤立を深める北朝鮮に対し、対話のチャンネルを再び開こうとする動きといえる。

 関係者によると、北朝鮮の宗教者はこれまでの国際会議に出席した際、政府関係者が同行するなど、監視の目が厳しかった。

 仮に来年のセミナーに北朝鮮が参加しても同じ状況になることは必至だが、それでも山本教授は「お互いに顔を突き合わせて議論すれば、少なくとも東北アジアの平和について、こちらの考えを知ってもらえる」と意義を強調する。

「地下教会」を抱える中国

 セミナー開催の候補地に上がっている中国の現状はどうか。

 中国の宗教者団体は「中国宗教者和平委員会」(CCRP)。やはりWCRPに加盟しており、仏教、道教、イスラム教、カトリック、プロテスタントの代表者で構成されている。

 ただ、中国のキリスト教ならではの問題もある。政府非公認の「地下教会」の存在だ。

「やがては中国が世界最大のキリスト教国に」という予測も

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