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【世界を読む】北朝鮮の“使者”は来るのか…宗教版「日中韓サミット」への招待、カギ握るのは「中国」

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北朝鮮の“使者”は来るのか…宗教版「日中韓サミット」への招待、カギ握るのは「中国」

今年9月に横浜市内で行われた宗教界の日中韓サミット「IPCR国際セミナー」。来年は中国で開催することで、北朝鮮の参加を促すという(WCRP日本委員会提供) 今年9月に横浜市内で行われた宗教界の日中韓サミット「IPCR国際セミナー」。来年は中国で開催することで、北朝鮮の参加を促すという(WCRP日本委員会提供)

 核・ミサイル開発へと突き進む北朝鮮問題を抜きにして、東北アジアの平和と安定は語れない。そう考えるのは政治の世界だけでなく、宗教界も同じようだ。90カ国以上のさまざまな宗教者による国際NGO「世界宗教者平和会議」(WCRP)の関連団体は来年、宗教界の「日中韓サミット」に、北朝鮮の代表団を招く構想を描いている。WCRP日本委員会の理事を務める山本俊正・関西学院大教授(キリスト教学)は「かつて活発だった宗教界、NGOなどによる人道支援活動を軸にした対話が途絶えていることにも問題がある」と指摘。北朝鮮が招待に応じるかが焦点となっている。

北朝鮮にも宗教者が存在

 日中韓の宗教者が集まる「韓国宗教平和国際事業団(IPCR)国際セミナー」。2009年から毎年開かれており、東北アジアの平和について議論している。

 今年は約80人が参加して横浜市内で行われ、朝鮮半島情勢における宗教者の役割と責務などについて話し合われたが、来年は中国での開催を目指すことになった。北朝鮮の宗教者の参加を促すためだ。

 「国と国との関係は難しくても、宗教のつながりでお互いの国民が交流すれば、平和を築く試みになるのではないか」。山本教授は狙いをそう語る。

 WCRP日本委員会によると、北朝鮮にもWCRPに加盟している宗教者の団体がある。「朝鮮宗教人協議会」(KCR)。仏教とキリスト教、朝鮮半島で成立した天道教の宗教者らで構成されているという。

平壌の教会に「あの肖像画」はなかった

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