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「クジラの町」へ着々 和歌山・太地町に日本鯨類研究所の支所設置へ

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「クジラの町」へ着々 和歌山・太地町に日本鯨類研究所の支所設置へ

 南極海や北西太平洋で調査捕鯨を実施している「日本鯨類研究所」(東京都)が、古式捕鯨発祥の地で小型鯨類の追い込み漁でも知られる和歌山県太地町に、支所を設置する方針を固めたことが18日、分かった。

 同研究所などによると、同研究所鮎川実験場(宮城県石巻市)が平成23年、東日本大震災の津波被害を受けて閉鎖。支援を申し出た太地町が、被災を免れた実験場のクジラ骨格標本や資料を保管してきた。さらに町から実験場移転の提案もあり、研究所と町が実験場機能を含む支所の設置に向けて協議を進めた。

 町は町有地の保養施設跡地の一部を研究所に提供。今後5年以内をめどに実験場で行っていたクジラに関するDNA調査などの研究活動や骨格標本、資料を保存する施設などを支所に整備する。

 町ではクジラの学術研究都市にすることを目標に、町内の湾を仕切ってイルカやクジラを飼育する「森浦湾鯨の海構想」を進めている。三軒一高町長は「日本を代表するクジラの研究機関が太地に移設されることが決まり、目標に近づいた。世界に誇れるクジラの町にしていきたい」と話した。

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