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初の津波避難ビルを建設 和歌山・すさみ 300人収容

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初の津波避難ビルを建設 和歌山・すさみ 300人収容

完成した津波避難ビル。屋上に300人が収容できる=和歌山県すさみ町 完成した津波避難ビル。屋上に300人が収容できる=和歌山県すさみ町

 南海トラフ巨大地震が発生すれば、和歌山県内では最も高い最大19メートルの津波が襲うとされているすさみ町は、津波浸水区域となっている同町周参見地区に初の津波避難ビルを建設した。

 海抜4・6メートルの周辺地域は、巨大地震の津波で4・7メートルの浸水深が想定されている。ところが付近に高い建物がないため、町は老朽化した旧周参見公民館を解体し、跡地に津波避難ビルを新築した。

 ビルは鉄筋コンクリート造り3階建て、延べ705平方メートル。1階が防災研修室など、2、3階に畳敷きの大部屋や備蓄倉庫などを設けている。外階段からものぼることができる屋上(150平方メートル)の高さは11・4メートルあり、約300人が収容可能という。総事業費約2億7380万円。

 津波だけでなく台風や豪雨災害などの際の避難所としても使えるよう、各階にトイレやシャワー、炊事設備なども設置している。

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