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【関西の議論】ふるさと納税の新しい形“平成の物々交換”…和歌山・橋本へ寄付で北海道のカズノコがもらえる!

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【関西の議論】
ふるさと納税の新しい形“平成の物々交換”…和歌山・橋本へ寄付で北海道のカズノコがもらえる!

ふるさと納税の返礼品として相互登録した和歌山県橋本市と北海道留萌市の特産品=橋本市 ふるさと納税の返礼品として相互登録した和歌山県橋本市と北海道留萌市の特産品=橋本市

 また、福島第一原発事故で避難が続く福島県飯舘村は、ブランドの飯舘牛などの特産品をつくれなくなった。そのため業者の協力を得て、「水沢うどん詰合せ」(群馬県)や「グリーンフェイス 今治エコフェイスタオル」(愛媛県)、「沖縄産黒糖みつのあんみつ」(沖縄県)などを返礼品としている。

今後も広まりそう

 これから行う自治体もある。8月には、福岡県八女市と静岡県吉田町が特産品交流に関する協定を結んだ。24年の九州北部を襲った豪雨災害の際に吉田町側が緊急に職員を派遣したことなどで縁があり、八女市は特産イチゴを使った「あまおう苺アイスミルク」や「大吟醸特醸喜多屋」など4品、吉田町は「うなぎ蒲焼・白焼・肝串詰め合わせ」をはじめ3品を予定。八女市企画財政課の轟晃守主任は「他の自治体のサイトに市の特産品を載せると目を引きやすい。早ければ来月中旬、遅くとも年内には開始したい」と話す。

 アイモバイルの加藤秀樹・事業企画本部長は「自治体間で互いの特産品を返礼品に取り入れる動きは、ふるさと納税の新しい傾向。地元の特産品だけでは限界があり、返礼品を通じて互いのマーケットを広げる意味もある。ただし、連携協定の締結など納税者が納得できるようなしっかりとした理由付けが必要だ。こうした動きは今後も増えていくのでは」と話している。

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