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【関西の議論】真っ黒な肺、ただれた口、腐りかけた足…グロ写真が効果抜群-海外で続々採用、たばこ写真の警告表示

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【関西の議論】
真っ黒な肺、ただれた口、腐りかけた足…グロ写真が効果抜群-海外で続々採用、たばこ写真の警告表示

口腔がんに冒された口内の写真を掲載したカナダのたばこパッケージ(日本タバコフリー学会提供) 口腔がんに冒された口内の写真を掲載したカナダのたばこパッケージ(日本タバコフリー学会提供)

世界77カ国でたばこパッケージに恐ろしい写真

 写真警告表示の導入は世界中で進んでいる。たばこに対する規制や政策の有効性を研究する「国際たばこ規制計画」の主任研究者でカナダ・ウオータールー大学教授のジェフリー・フォン氏によると、01年にカナダが世界で初めて写真警告表示を採用。現在、77カ国が導入しており、そのうち54カ国でパッケージ面積の半分以上を占めている。

 各国が採用している写真はグロテスクだ。真っ黒に染まった肺や口腔がんでただれた口の中、末端血行障害で腐りかけた足。肺がんでやせ衰えて死んでいった34歳男性の遺体や、母親の喫煙によって未熟児として生まれた子供…。目を背けたくなる写真を、喫煙者はたばこを取り出そうとするたびに目にすることになる。

 こうしたパッケージが続々と導入される背景には、05年に発効した「たばこ規制枠組み条約(FCTC)」がある。同条約11条は「大きく明瞭で視認・判読が可能なもの」「主たる表示面の50%以上を占めるべきで、30%を下回ってはならない」「写真や絵を用いられる」などと規定しており、これに沿って世界標準が変わってきたのだ。

 国際たばこ規制計画によると、09年に表面40%、裏面60%に警告写真を表示するようになったマレーシアでは、警告を見てそのときの喫煙を中止した人の割合が33・4%増加。一方で、ほぼ同時期に表面と裏面に文字だけの警告を始めた中国では、警告を見て喫煙を控えた人の割合は5・3%しか増えなかった。同計画は、仮に中国がマレーシアと同様の写真警告を行っていたとすると、8200万人が喫煙を控えることができたと分析している。

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