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【関西の議論】真っ黒な肺、ただれた口、腐りかけた足…グロ写真が効果抜群-海外で続々採用、たばこ写真の警告表示

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【関西の議論】
真っ黒な肺、ただれた口、腐りかけた足…グロ写真が効果抜群-海外で続々採用、たばこ写真の警告表示

口腔がんに冒された口内の写真を掲載したカナダのたばこパッケージ(日本タバコフリー学会提供) 口腔がんに冒された口内の写真を掲載したカナダのたばこパッケージ(日本タバコフリー学会提供)

 たばこが喫煙者のがんや心筋梗塞などを引き起こすだけでなく、周囲にいる人の肺がんのリスクを1・3倍高めることが8月末、国立がん研究センターの解析で明らかになった。喫煙と受動喫煙による国内の死亡者は毎年14万5千人にのぼると推計されている。海外ではこうした危険を知らせるため、パッケージにグロテスクな警告写真を使う国が急増しているが、日本では導入されていない。写真警告表示には、どれだけ効果があるのだろうか。(加納裕子)

韓国では世論の後押しで導入

 「韓国では、たばこパッケージへの写真警告表示の採用法案が今年2月、大きな世論によって採択されました」

 9月18日、神戸市中央区の兵庫医療大学で開かれた日本タバコフリー学会学術大会。韓国の国立がんセンター禁煙センター所長で韓国禁煙協会会長を務める徐洪官医師は、禁煙治療などに取り組む日本の医師らを前にこう宣言した。

 徐医師によると、韓国では1995年に健康増進法が施行され、公共の場所が禁煙になったりレストランでの分煙が進んだりしたが、2014年の男性喫煙率は43・1%で同年の日本男性(30・3%)よりも高かった。だが、政府が同年9月に「包括的たばこ規制プラン」を宣言。増税やパッケージへの写真警告表示が検討され始めたという。

 15年1月からたばこ税がほぼ2倍になり、すべてのレストランやバーが禁煙に。今年2月には禁煙治療に多額の補助が出るなどの支援態勢も整った。写真警告表示も今年12月から導入されることが決まったという。

世界77カ国「グロ」採用。日本、中国…写真で警告しないのは“遅れた国”

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