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【熊本地震半年】小中学生、県外へ転校250人 帰還めど立たぬ子なお多数

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【熊本地震半年】
小中学生、県外へ転校250人 帰還めど立たぬ子なお多数

 熊本県外への転校者数が最も多かったのは、地震発生から日が浅い4月下旬から5月上旬にかけて。熊本以外の九州6県教委によると、この時期には少なくとも計500人以上を受け入れていた。一時避難していた子が帰還するなどしたが、転校者数はなお半数程度残る。自宅修復の見通しが立たないなどの理由で、いまだに熊本へ戻れない状況もあるとみられる。

 受け入れ先の各校が、特に配慮するのが「心のケア」。必要に応じてカウンセラーが丁寧に対応したり、被災した児童生徒が孤独にならないように目を配ったりしているという。

 長崎県教委は「大災害では、心的外傷後ストレス障害(PTSD)が起きやすい。友人がいれば新たな環境に慣れるのも早いが、独りぼっちだと、そうもいかない」(義務教育課)と指摘。大分県教委の担当者は「心の負担を軽くするため、早くクラスに溶け込めるような雰囲気づくりに気をつけるよう、現場に促している」としている。

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