産経WEST

【熊本地震半年】倒壊家屋今もそのまま、離散集落も…「なんでこんなことになってしまったのか」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【熊本地震半年】
倒壊家屋今もそのまま、離散集落も…「なんでこんなことになってしまったのか」

全壊した自宅に残していた愛犬をなでる尾方勝子さん(右)=熊本県益城町寺迫 全壊した自宅に残していた愛犬をなでる尾方勝子さん(右)=熊本県益城町寺迫

 白い粉塵舞う

 車が通るたびに、白い粉塵(ふんじん)が舞う。今月8日未明に爆発的な噴火が起きた阿蘇山の北側にある同県阿蘇市では、いまだに白い火山灰が街中に降り積もっていた。小学生はマスク姿で登下校。住民も、ほうきを手に片付けに追われていた。

 コンビニエンスストアの駐車場で灰を片付けていた店員の井上愛さん(32)によると、噴火翌日の朝、駐車場には大きな噴石がいくつも転がっていたという。「秋の観光シーズンなのに、地震の次は噴火。次は何が来るのかと不安になります」とこぼした。

 一方、地震で天守の瓦が破損し多くの石垣が崩落、櫓(やぐら)も被害を受けた熊本城(熊本市中央区)は、大半の立ち入りは禁止ながら二の丸広場などへは入場でき、観光ボランティアガイドも活動を再開。観光客や修学旅行の小中学生が数多く訪れていた。

 大阪市福島区の主婦、相良智景(ちかげ)さん(51)は「予想以上に崩れていて驚いた。阪神大震災も知っているし、人ごとではない。早く復興してほしい」と、傷ついた「熊本のシンボル」に見入っていた。

関連トピックス

関連ニュース

【熊本地震半年】「復興の歩み加速を」被災地で黙祷や法要

「産経WEST」のランキング