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【熊本地震半年アンケート】仮設住宅の今は…男性が孤立、不慣れな住まい不満、地元への愛着強く

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【熊本地震半年アンケート】
仮設住宅の今は…男性が孤立、不慣れな住まい不満、地元への愛着強く

益城町テクノ仮設団地=12日午後、熊本県益城町(志儀駒貴撮影) 益城町テクノ仮設団地=12日午後、熊本県益城町(志儀駒貴撮影)

 熊本地震で2度の震度7を観測した熊本県益城町の仮設住宅で暮らす入居者を対象に、産経新聞が実施した157人のアンケートは、男性が孤立しがちな傾向にあるほか、被災者の悩みや地元への強まる愛着など、被災後6カ月となる被災者の実態を浮き彫りにした。また、熊本の被災者を取り巻く現状を、阪神大震災や東日本大震災と比較し、当時の経験や反省点が、今回どのように生かされるべきなのかについても探った。

■新たな友人いない81・4%

 同じ仮設住宅で暮らす近隣住民との関係について質問したところ、男女で大きな差があった。

 近隣との付き合い方に関する質問で、「立ち話をする」「家で話し込む」「一緒に何かをする」など、ある程度の人間関係を築けていることを示す回答は、女性が軒並み男性を上回った。また、「親しい人はいない」とする回答を選んだのは、女性は0・8%だったのに対し、男性は8・5%と1割近くを占めた。

 逆に、人間関係が希薄であることがうかがえる「あいさつ程度」という回答を選んだのは、女性が23・8%に対し、男性は27・6%。「一緒に何かをする」と回答した男性はおらず、仮設住宅で男性の方が孤立しやすい傾向が大きいことが分かった。

 仮設住宅入居後にできた友人の数についての質問でも、「3~5人」と答えたのは女性が19・3%だったのに対し、男性は2・3%。「1~2人」と答えたのも女性が9・6%、男性が7・0%などとなった。

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