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【熊本地震半年アンケート】「仮設住宅の退去見通せず…」入居者の7割が回答 がれきが足かせ、浮き彫りに

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【熊本地震半年アンケート】
「仮設住宅の退去見通せず…」入居者の7割が回答 がれきが足かせ、浮き彫りに

仮設住宅は、いつごろ退去できる 仮設住宅は、いつごろ退去できる

■107人が「見通し立たず」

 「仮設住宅はいつごろ退去できる見通しですか」との質問では、107人(68・1%)が「見通しが立っていない」と回答した。

 この107人に退去の見通しが立たない理由を聞いたところ、「自宅の解体やがれきの撤去が進まない」「先々のことは考えられないから」が各25人(23・8%)と最多。同町では今も倒壊家屋やがれきが手つかずのまま放置され、住宅再建の妨げになっていることが指摘されていることを裏付けた。

 「経済的に苦しいから」「地盤が心配だから」との回答もあり、2度の大きな揺れと度重なる余震による不安感がのぞいた。

 これに対し、仮設住宅を退去できると思うとした48人のうち、その時期を17人が「1年以内」、26人が「2年以内」と回答。「4年以内」も5人おり、生活再建に時間を要する現状が浮かび上がった。

 一方、仮設住宅を出た後、どのような家に住みたいかの質問には、全体の3分の2に当たる104人が「一戸建て住宅を購入」と答え、災害復興住宅とだけ回答したのは9人(5・7%)にとどまった。

 宮野氏「自力での再建の意欲はあるが、がれきの処理がうまく進んでいないことが、足かせになり、先行きが見通せない実態があることが判明した。行政も時間的見通しなど丁寧な説明をする必要がある」としている。

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