産経WEST

伊藤若冲の生家の記録が残る古文書を展示 京都市歴史資料館

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


伊藤若冲の生家の記録が残る古文書を展示 京都市歴史資料館

若冲が店を弟に譲ったことが書かれた「町中沽券状之写」 若冲が店を弟に譲ったことが書かれた「町中沽券状之写」

 江戸時代中期、京都の青物商に生まれながら、極彩色で幻想的な絵で人々を魅了した町絵師、伊藤若冲の生誕300年を記念したスポット展示「若冲が生まれた町-中魚屋町の古文書」が、京都市上京区の市歴史資料館で開かれている。30日まで。

 主な展示品は、若冲の生家、枡屋宅(現在の錦小路高倉)のあった中魚屋町で明和4(1767)年、土地・家屋の売り渡し証文の調査が実施された際の記録「町中沽券状之写(ちょうちゅうこけんじょうのうつし)」と、町内の規則を集めた式目帳など3点。

 「町中沽券状之写」には、元文3(1738)年、3代目枡屋源左衛門が亡くなり、4代目源左衛門を継いだ若冲が、17年後の宝暦5(1755)年に弟に家督を譲った記録が残っている。

 また、式目帳には、幕末の慶応3(1867)年5月に、若冲の子孫が屋敷を中魚屋町の関係者に売却したことが書かれている。このほか、町内の記録文書を保管していた木箱も展示している。

続きを読む

「産経WEST」のランキング