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【熊本地震半年】熊本城天守閣、茂る雑草 被災半年、ドローンで撮影

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【熊本地震半年】
熊本城天守閣、茂る雑草 被災半年、ドローンで撮影

熊本地震から間もなく半年を迎える熊本城。天守閣の瓦の落ちた跡には雑草が茂っていた=11日午前(小型無人機から) 熊本地震から間もなく半年を迎える熊本城。天守閣の瓦の落ちた跡には雑草が茂っていた=11日午前(小型無人機から)

 熊本地震から間もなく半年となる11日、共同通信社は、小型無人機「ドローン」を使い、被災した熊本城(熊本市)の天守閣を撮影した。数メートルの近さまで迫ると、瓦の落ちた跡に茂る雑草など、遠目には分からない状況が鮮やかに映し出された。国土交通省と市の許可を得て、立ち入り禁止区域内から取材した。

 遠くから望む熊本城は、地震直後とあまり変わらないように見える。崩れた石垣、立ち入り禁止の看板、コンクリートの地肌をむき出しにしたままの天守閣が痛々しい。

 天守閣にドローンを接近させると、瓦の落ちた隙間に雑草が茂っているのが確認できた。半年という時間の経過を感じさせる寂しい光景だった。市によると、地震までは定期的に除草していたが、今は立ち入ることもできず伸びるがままだ。

 一方で、復旧工事の進行もうかがえた。倒壊を免れた「飯田丸五階櫓」が鉄骨で補強されていた。ドローンで見ると、わずかに残った石垣によって支えられていたことが手に取るように分かり、改めて驚かされた。「奇跡の一本石垣」と呼ばれる理由が納得できた。

 市は、平成31年までに天守閣を再建、20年後には城全体を地震前の状態に戻すことを目指す。

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